Polyphony Digital - ポリフォニー・デジタル Polyphony Digital - ポリフォニー・デジタル

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People 社員インタビュー

テスト・ビルドエンジニア

Test Build Engineer

STAFF INTERVIEW

ソフトウェア開発会社を経て、2008年にポリフォニー・デジタルに入社。『グランツーリスモ5』のコースメーカーアルゴリズムや『グランツーリスモ6』のファイルシステムを担当。

  • 最初からゲーム機じゃなくてパソコンが欲しかった

    小学校5年か6年のとき、父に頼んでMSXを買ってもらいました。知り合いから「パソコンだとゲームだけじゃなくていろんなことができるらしい」って聞いていたので、最初からゲーム機じゃなくてパソコンが欲しかった。

    雑誌に載っているコードを打ち込むところから始めましたが、ちょっとしたことで表示が変わったり、少しでもおかしいと動かなかったり、っていう部分が面白かったです。そこからずっと独学で、中学になってPC-8801で3DCGに出会いました。当時は球体をひとつレンダリングするのにも3日くらいかかったので、それをどうやって1日に短縮するか工夫して楽しんだりしていました。

    高校になるとアルバイトでお金をためてX68000を買って、フライトシミュレータを自作。その頃読んでいた『Oh! X』っていう雑誌にや横内が連載していて、それがポリフォニーや「グランツーリスモ」との最初の出会いですね。

  • 最初の就職は地元の福岡

    大学はプログラミングとは関係ないところに進んだのですが、航空工学をやっていた先輩がいて、その先輩がパソコンを使ってCFDの解析をしていました。先輩は解析結果が欲しいだけなんですが、自分はCFDそのものの開発がやりたくて、徐々に先輩を手伝うようになりました。

    たまたま大学のとき住んでいたアパートの1階がゲームセンターで、プログラミングに飽きるとそこに入り浸っていました。『スペースハリアー』とか『アウトラン』の時代です。かなりの時間を費やしました。家庭用ゲーム機では味わえない、体全体で五感を使って楽しむような部分が好きだったんだと思います。

    最初の就職は地元の福岡で、電力会社とか発電所とか自衛隊に関わるネットワーク構築やシステム開発を請け負っている会社でした。そこから転職で携帯電話の組み込みシステムをつくる会社に行きました。

  • 「グランツーリスモ」がつくりたい

    さらに大手キャリア系のバックエンドのメールサーバーを構築する会社に転職してしばらくした頃、「これは自分のやりたいことと違うのではないか」という思いが日に日に強くなってきました。「自分は何がしたかったんだっけ? 何が好きだったんだっけ?」と自問自答しているうちに、ゲームセンターに通っていた日々を思い出して「ゲームをつくりたい」と強く思いました。そして、ゲームならば「グランツーリスモ」がつくりたいと。

    アーケードゲームが好きだったのなら違う会社を選ぶのが自然かもしれませんが、自分には『Oh! X』の原体験があって、ポリフォニー以外は考えなかったです。採用試験の面接で横内に会えて「あのときの連載記事のあそこが間違っていたから、全国のX68000ユーザーは間違えて打ち込んでたよね」みたいな話ができたのを覚えています。

  • 停止することが許されない案件の経験

    入社してすぐはSPU周りを触っていたのですが、 PlayStation®3も初めてだし、その中でもわかりにくいSPUだったので苦労はしました。その後『グランツーリスモ5』でコースメーカーのアルゴリズムとか『グランツーリスモ6』でのファイルシステムといった下回りを担当しつつ、テスト用のビルドシステムの設計と開発も担当するようになりました。

    自分は前職で公共事業、インフラ、自衛隊、大規模メールサービスのような「停止することが許されない」案件の開発を担当していたので、テストの重要性は理解しているつもりです。開発工程のうち、6割がテストにあてられるのが当たり前のような環境にいましたから。

  • ポリフォニー・デジタルの特徴

    完全フレックスといった職場環境については、以前にも似たような職場で働いていたので驚きませんでした。それよりこの会社の「ボトムアップ」な文化に驚きました。たぶん、外から見ていると山内が何から何まで決めているように見えると思うんですけど、実際には現場のエンジニアやアーティストが「こんなのつくってみました」「こういう風にやりましょう」っていう提案を持ち寄って、それを組み立てて「グランツーリスモ」ができている部分がとても大きい。

    こういうつくり方が実現できている会社は少ないのではないでしょうか。他にも社員をニュル24時間レースに同行させるなど、普通であれば真っ先にコストカットの対象になるような部分を継続しているのも、すごいことだと思います。

  • テスト・ビルドエンジニアの募集について

    現在はテスト・ビルドエンジニアとして専任のスタッフはいなくて、自分も含めた何人かで分担しています。今回は専任でやれる人を探しているのですが、単にテスト環境を整備するエンジニアが欲しいのではなくて、もっと広い業務領域を想定しています。

    現状はQA部門が開発中のプログラムをテストしてバグの報告をしてくるわけですが、内容によってエンジニア案件であったり、アーティスト案件であったり、法務案件であったり、複合的であったりします。それを受け止めて、社内で適切なスタッフに振り分けるようなことも担当してほしい。QAとエンジニアの架け橋になる人ですね。

    こういう業務は「クリエイティブではない」と敬遠する人もいるかもしれませんが、ここを担当するテスト・ビルドエンジニアのチームが社内に育てば、必ず社内の誰からもリスペクトされて、感謝される存在になります。誇りをもって担当できる仕事です。

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