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People 社員インタビュー

CG アーティスト

CG Artist

STAFF INTERVIEW

東京藝術大学在学中にアルバイトとしてポリフォニー・デジタルに入社。2016年に正社員となり、『グランツーリスモSPORT』よりコースチームでCGアーティストとしてコース制作を担当。

  • グラフィックデザイナーの父を通して自然に美術の道へ

    グラフィックデザイナーとして働いていた父に展覧会に連れて行ってもらったり、父が描いた絵が家に飾ってあったりと、幼いころから美術やデザインに自然と接することができる環境で育ちました。子どもの頃から絵を描いたり工作したりすることが大好きで、大人になったら美術の仕事に就きたいと思うようになっていたのも、そんな環境の中で育った影響が大きかったのだと思います。
    中学の時には、美術科がある高校への進学を志して絵画を習い始めていました。そして入学した高校で、大学まで学ぶことになる日本画と出会いました。

  • 大学で絵画を学び、ポリフォニー・デジタルへ

    在籍していた美術大学は、画材の扱い方のような基礎を指導してもらう事を除いては学生の自主性に任せてくれる校風だったため、とても自由に日本画を学ぶことができました。そんな中、「自分のデッサン力を仕事でも活かしてみたい」という思いが募り、大学のOBや同期が多く活躍していたポリフォニー・デジタルにアルバイトとして応募しました。そこで無事採用されたのが2012年のことで、4年後の2016年に正社員となり、以来コースチームの一員として働いています。日本画では主に風景や人物を描くことが多かったのですが、今思えばその経験が私のコース制作の土台となっているのかもしれません。

  • テクスチャ作成から「東京エクスプレスウェイ」の担当に

    父の影響で幼いころからPCに触れる機会が多く、PhotoshopやIllustratorの基本的な操作方法は自然と身についていましたし、高校の授業では映像制作を学ぶこともありましたが、ポリフォニー・デジタルでアルバイトとして働くまではMAYAを使ったCG製作の経験はありませんでした。なので、まず最初はテクスチャ制作を主に担当していました。
    担当分野が大きく変わったのは『グランツーリスモSPORT』の「東京エクスプレスウェイ」の制作に参加した時です。首都高という身近な場所をモチーフにした「東京エクスプレスウェイ」制作メンバーの一員となり、コース景観に重要なビル群の制作を任されてとても驚いたことを覚えています。

    「東京エクスプレスウェイ」は首都高をモチーフにしたオリジナルコースですが、現実世界に存在する場所を『グランツーリスモSPORT』のコースとして落とし込むためには、ディテールにこだわり抜くべき箇所と力を抜く箇所のメリハリをつけることがとても大切で、そのあたりを主担当の方と細かく話し合いながら制作を進めていきます。これがとても難しくもありかつ面白くもある、オリジナルコースの制作の醍醐味の一つだと考えています。

    今では他のコースの制作にも参加していますが、改めて振り返ると、「東京エクスプレスウェイ」での仕事が私を多方面で成長させてくれたように思います。

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  • アルバイトの声がトップに届く場所

    大学のOBの方や私よりも先に参加した同期の仲間たちから、あまり上下関係がない自由な社風だと聞いてはいたのですが、実際に入社してみたら本当にその言葉通りの環境だったことは驚きでした。アルバイトでも自由に意見を言うことができて、それがプロデューサーである山内の耳に届くというのはきっと他の環境では考えられないような気がします。そんなコミュニケーションの自由さと活発さこそがポリフォニー・デジタルという場所の根幹なのだと思います。

  • こんな人に来てほしい

    コースを作る上ではやはりデッサン力は必要になると思います。細かい部分を正確に捉えられることはもちろん重要ですが、そんなディテールの積み重ねを、コース全体のまとまり感の中で捉えられる力があるとより大きな強みになると思います。
    また、ゲームやレースに対する知識が無いとしり込みされる方もいらっしゃるかも知れませんが、大切なのは「この場所で自分も景観を作り上げてみたい」という強い気持ちです。そんな思いを持った方に応募して頂きたいと思います。

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